修了考査分析①概要編
先日、修了考査の合格発表がありまして、無事合格することができました^_^
今回は、修了考査の概要から勉強方法まで、修了考査に対する独自分析を述べたいと思います
目次
概要
『修了考査』を一言で表すと、
公認会計士になるために受ける最終試験です。
会計士なるためには、
・一次試験の『短答式試験』合格
・二次試験の『論文式試験』合格
・2年以上の監査等実務経験
・原則3年間の実務補修所での単位を取得→三次試験の『修了考査』合格
が求めらます。
会計士になるための最終関門として『修了考査』に合格する必要があるのです。
合格率
修了考査の合格率は例年約70%程度です。
(追記、2018年度は56%に大幅に減少しました。今後この傾向が続くのか不明です。)
短答式試験・論文式試験合計での合格率が10%前後ですので、
合格率は比較的高いといえるでしょう。
しかし、受験生が難関試験である公認会計士試験を突破したメンバーです。
ハイレベル層の中、合格を目指す必要があるため、それなりの勉強量が必要です。
どれくらいの勉強をすればいいのか
では、どのくらいの勉強をすれば、修了考査に合格することができるのでしょうか。
結論から言えば、論文式試験の実力によって勉強量は変わります。
実際に勉強し、合格した自身の経験から思うのは、論文式試験の知識が修了考査に役立ったという事です。
その事を踏まえ、修了考査の勉強量は
『論文式試験の実力✖️修了考査の勉強=修了考査合格率』
を考慮して決める事をオススメします。
この式に自分の状態を当てはめることで、どれくらい修了考査対策をするべきか大雑把ですが把握できるでしょう。
論文式試験の実力とは
修了考査では二次試験である論文式試験の知識がベースとなった試験問題が多く出題されます。
そのため、もともとの論文式試験対策として勉強してきた知識の量は、修了考査の合否に大きな影響与えます。
例えば
『上位10%で論文式試験に合格した方』
『論文式試験の知識が豊かな方』
は、ある程度の修了考査対策をしていれば、修了考査に合格する確率が高いと思います。
一方、
『論文式試験に運良く合格した方』
『正直な実力では論文式試験で受からなかったけど何とか受かることができた方』
など
論文式試験での勉強量が少なかった方は、しっかりと修了考査の対策をしないと合格するのは難しいと思います。
したがって、論文式試験対策として学習した知識のベースによって、修了考査で合格するために必要な勉強する量や時間が変わるのです。
修了考査対策予備校選び
TACか大原の2択になると思います。
結論から述べるとどちらでも大丈夫です。
合格に必要なのは、論文式試験で徹底的に勉強した基礎勉強です。
どちらの予備校も、その点に関してはしっかり対策してくれます。
まとめ
会計士への最終関門が修了考査です。
7割の合格率だからって油断した人は落ちます。
しっかり対策して試験を受けましょう。
具体的な勉強方法はまた今度。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
つづき
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