そうだ、AIとハケンに監査を任せよう!
1.全体集会のお話
2.監査業務代行者(ハケン?)の採用
3.これからの監査法人の会計士ってどうなるの?
4.監査法人以外に所属するの会計士はどうなる?
5.いまっしーの考える新時代の会計士とは?
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・全体集会のお話
所属する監査法人で行われた全体集会でAIとRPA(ロボットによる業務自動化)導入の話ありました。
近年の監査法人の若手会計士はExcelなどを利用してデータを加工しています。
そういった業務を、将来AIやRPAによって代替しようといったお話です。
・監査業務代行者(ハケン?)の採用
こんな記事がありました
「専門性低い業務、トーマツが専従部隊 監査の質高める」
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO22129070R11C17A0DTA000
監査をする上で雑務は発生します。
その雑務を今まで新人会計士が実施していました。
しかし今後、その業務を給与が割高な会計士ではなく、割安な業務代行者(ハケン)に実施してもらおうといった話です。
・これからの監査法人の会計士ってどうなるの?
今までは、監査を実施するのは会計士がメインでした。しかし今後10年20年のスパンで徐々に
① AI ②業務代行者③会計士
の3者で監査を実施することになると思います。
今まで会計士が行っていた業務を3者で分業する「新しい監査」。
では、このような「新しい監査」において、監査法人に勤める会計士はどのような業務をするのでしょうか。
近年の監査業務では、ビジネスリスクの把握が求められています。クライアントや社会全体が求めているためです。
これを踏まえると、会計士は「ビジネスリスクコンサルタント」的な枠に入るような気がします。響きがかっこいいですね(笑)
・監査法人以外に所属するの会計士はどうなる?
話を監査法人以外に勤める会計士に移します。
またまたこんな記事がありました。
「AIで消えそうな仕事」の筆頭は税理士。“生き残り策”に乗り出しはじめる人が多数
要約すると「AIに代行される職業」と言われている税理士は違うジャンルで切り開こうとしているという話です。
これってもちろん会計士にもあてはまりますよね。
じゃあ会計士が切り開くべき新しいジャンルって何なんでしょうか?
・いまっしーの考える新時代の会計士とは?
上記の話をざっくりまとめると、新時代の新技術によって会計士は大きな転換を迎えると言うことです。
こういう話を聞くと「経営者・労働者VS資本家」のイメージがあります。
規制産業で既得権を用いて儲けていた資本家(既得権限)と新技術(AI)を用いた経営者(労働者)の仁義なき覇権争い的なイメージです。
では会計士はこの場合、どちら側に立っているのでしょうか。資本家ですか?
僕は会計士は監査や知名度という「規制産業・ブランド」を持つ一方、経営者・労働者として働く立場である考えます。
今後生き残る会計士はその両方のポジションをバランスよく保てる人では無いのでしょか。
「既得権限」を守りつつ「新技術」を使う会計士。
生きていくために、柔軟にマーケットを見極めたいですね。