寝る子はよくデキる?

【目次】

1.繁忙期始まりました。

2.一般的な繁忙期の会計士の姿

3.繁忙期の会計士は2種類に分かれる

4.睡眠負債の溜まった会計士

5.じゃあ長時間労働はダメなの?

6.睡眠は十人十色。けれども!

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1.繁忙期始まりました。

 

監査法人に勤めていると多くの会計士に繁忙期があります。

私も先週くらいから、繁忙期に突入し、よく働いています。

そんな繁忙期の中で、私がよく推考している睡眠の話を今日は書きます。

 

2.一般的な繁忙期の会計士の姿

 

まず、前提のお話しとして、現場レベルにいる一般的な繁忙期の会計士(スタッフ・シニアといった若手の会計士)の姿を書こうと思います。

 

繁忙期において、若手の会計士はマネージャーや現場のトップ(主査)の指示に従い、調書というレポートのようなものをひたすら作成します。

 

そのレポートを作成するために、資料を読み込んだり、会社の担当者の方に質問したり、追加で必要資料をお願いしたりします。

 

そして、監査は期限がある仕事です。

 

その期限までにレポート(調書)を作成する必要性から、繁忙期は、残業はもちろんのこと、休日出勤もあります。

(なお、所属先の法人では、日曜日勤務は働き方改革の影響で原則禁止になってます。)

 

そのため、長時間労働が必須であり、体力勝負でもあるのです。

 

3.繁忙期の会計士は2種類に分かれる

 

さて、一般的な繁忙期のお話をしたところで、その繁忙期を過ごす会計士の中にも、私の考えでは2種類の会計士がいると考えています。それは

 

『仕事が出来る会計士と出来ない会計士』

 

です。

 

繁忙期のお仕事では、タイトな時間で、成果を出さないといけません。

そのため、仕事をテキパキと進めることが出来る人と出来ない人とに、くっきり分かれてしまいます。

 

ここで一点思うことは、なぜ、出来る人と出来ない人がいるのかということです。

 

出来る人と出来ない人の違いは何でしょう?

 

『能力』『センス』『知識』の差ですか?

 

僕は一概に答えがあるものではないと思います。

 

ただ、ひとつだけ違いを挙げるとしたら、出来る人と出来ない人の差とは

 

『睡眠の差』

 

だと思うのです。

 

 

4.睡眠負債の溜まった会計士

 

睡眠負債という言葉をご存知でしょうか?

 

www.nhk.or.jp

 

昨年、NHKスペシャルで放送され、話題となり、2017年の流行語になりました。

 

繁忙期の会計士の中でも、睡眠を削ってお仕事をされている方は、この睡眠負債が溜まっているのではないでしょうか。

 

この睡眠負債が溜まっている会計士に対する私のイメージって何だと思いますか。

 

そう、『デキない会計士』です。

 

結構、厳しめの言葉で表現しました。

 

しかし、睡眠が疎かで、集中力欠けた状態で行う仕事では、しょうもないミスや必要以上の時間をかけがちなのではないでしょうか。

 

そんな会計士は正直、「デキない会計士」と思われても仕方がないと思います。

 

5.じゃあ長時間労働はダメなの?

 

上の話をまとめると、睡眠負債の溜まった会計士は出来る人ではないということです。

 

しかし、ここで注意してほしい事が一つあります。それは、

 

長時間労働している会計士≠睡眠負債会計士』

 

ということです。

 

長時間労働している中でもしっかりと睡眠をとる会計士はいます。

 

現在の監査法人では9-5時の労働(朝9時から、次の日の5時まで働く事)は基本的にありません。

 

働き方改革のおかげ?で遅くとも、23時頃までの就業が今の監査法人では一般的なのです。

 

長時間労働をしている→睡眠が少ない

とするのは、短絡的ではないでしょうか。

 

6.睡眠は十人十色。けれども!

 

ここまでの話で、睡眠に良し悪しによって、仕事の出来が分かれるのではないかという僕の仮説をお話しました。

 

個人的に睡眠についてはすごく興味があって、最良最適な睡眠とは何か常に考えています。

そして、自分は

 

『最適な睡眠の時間や環境は、十人十色であり、一概に比較できない』

 

という結論を出しています。

 

ただ一方、

 

『睡眠は疎かにしては絶対にいけない』

 

とも考えているのです。

 

仕事、勉強、家事、育児、趣味、食事、睡眠。

 

生きていく上で、

やる事

やりたい事

やらなければいけない事

があり、それは人それぞれかける時間が異なります。

 

しかし、1日24時間は皆共通です。

 

その24時間のうち睡眠に何時間使うか、真剣に考えることは大切なのではないでしょうか。

 

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